平成の大改修
明治座建設は明治27年に着工し、村人一丸となって臨み、僅か1年足らずで完成しました。
それから120余年、立命館大学の鈴木祥之先生をはじめとする耐震改修検討委員会によって、日本古来の伝統構法による改修が実現しました。今回の改修は、大学と連携を図りながら進められ、明治座の文化財的・意匠的価値を損なわない改修を実現することに重点が置かれました。さらに外観を創建当時の姿に戻すという試みも行われ、屋根はクリやサワラなどの榑葺き石置き屋根で復原されることになりました。飛騨市古川町の山口末造さんに榑板作りのご指導を仰ぎ、効率・質を共に向上することができました。
そうした榑葺き石置き屋根の文化を後世に伝えていくことも大切なことであると考えます。
榑板募金のお願い
20〜30年後の榑葺き屋根の葺替えにむけて、榑板を500円で購入していただき備蓄していきます。
(購入者は榑板に署名ができます。)
明治座の未来を共に支えていきましょう。
中津川市加子母(かしも)は檜(ひのき)と地歌舞伎の郷。かしも明治座は明治27年にできた、木造の芝居小屋。
岐阜県指定有形民俗文化財 かしも明治座
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