五大 路子

Godai Michiko

9/18日に第3回目となる『2011演劇CAMPin中津川』に文化大使として明治座おひるまシアターで、語り「加子母の昔話」に出演の五大路子さんにお話を聞きました。

 

語り『加子母の昔話』で明治座を訪れた女優 五大路子さんは、加子母は第二のふるさとだと言って微笑んだ。

五大路子さんに話を聞こうとした時、後ろの方から一人の婦人が「五大さん!」と駆け寄った。五大さんも駆け寄り、互いに抱き合って喜び合った。

その婦人とは明治座のすぐ近くに住む日下部さんだった。

五大さんは六年前に農村歌舞伎を見ようと一人旅に出た。そして初めて加子母の明治座に来て、子供たちの演じる地歌舞伎を見て感動したと言う。

そのとき客席で五大さんの隣にたまたま座ったのが日下部さんだったのだ。隣に座っているのが五大さんだと気づき、うれしさのあまり写真をたくさん撮らせてもらい後日、五大さんにその写真をアルバムに入れて送ったそうだ。

その後、五大さんが加子母小学校に教育講演会に訪れた際にも日下部さんは駆けつけている。

それ以来、日下部さんは五大さんが加子母へ来るのを心待ちにするようになる。

この日も五大さんが『演劇キャンプin中津川』で文化大使として明治座に来る事を知り、プレゼントを用意してきたのだ。五大さんは帰り際に「また来年も逢いましょうね」と日下部さんに声をかけ互いに再会を誓った。

五大さんと明治座をつなげるのは単に地歌舞伎を観にきたというだけにとどまらない。

五大さんが16年演じ続けているライフワークである一人芝居「横浜ローザ」の公演の舞台美術を担当しているのが美術家の川口直次氏なのだが、6年前明治座へ地歌舞伎を観にきた時に偶然にもその川口氏とここ明治座で出会ったのである。というのも十数年前から加子母歌舞伎の舞台美術を武蔵野美術大学の学生さんたちが毎年手伝っているのだ。その学生を引き連れているのが川口直次教授なのだ。今は2年前に川口氏が大学を引退されたことで「川口ゼミ」は終了したのだが、その時に加子母に来た学生たちは社会人になった今も個人的に歌舞伎の時期にあわせて大勢が加子母へ集まってくれるのだ。明治座にはそんな不思議な魅力がある

そんな明治座の魅力を五大さんも感じたのではないだろうか、そこで明治座でどんな芝居をやってみたいかを尋ねてみると、「そうですね、『長谷川伸の心の女たち』をここでやりたいですね」と言った。 これは五大さんの一人芝居を中心に、映像、音楽で彩られた芝居である。

ぜひ明治座で上演されることを期待したい。

TOPに戻る

中津川市加子母(かしも)は檜(ひのき)と地歌舞伎の郷。かしも明治座は明治27年にできた、木造の芝居小屋。

岐阜県指定有形民俗文化財 かしも明治座

Copyright© 2008 Meijiza, All rights reserved.