加子母歌舞伎公演 2016

第四十四回加子母歌舞伎公演
平成28年9月4日(日)午前10時開場、午前11時開演(無料)
場所:かしも明治座(岐阜県指定重要有形民俗文化財)
出演:加子母歌舞伎保存会他
振付指導:松本団女
主催:加子母歌舞伎保存会
お問合せ:加子母総合事務所(0573-79-2111)
かしも明治座名誉館主
二代目 中村七之助
ご挨拶
 この度は「第四十四回 加子母歌舞伎公演」の開催、誠におめでとうございます。
 また演目の中に、父勘三郎襲名披露公演と同じ「義経千本桜 三段目 鮨屋の段」を上演されるとお伺いしました。以前、巡業で古い小屋をまわらせて頂く中でこちらでこの演目を演じさせて頂き、確か初めておひねりを投げてもらい大変うれしく感じました。
 また、舞台に立つと客席からのものすごい熱気がダイレクトに伝わってくるので客席と一体になれるすばらしい小屋だと思います。私はかしも明治座さんに出会えたこともこうして名誉館主に就任させて頂けたことも大変うれしく思います。
 今回、加子母の皆様の舞台を拝見することは叶いませんが、舞台の成功をお祈りすると共に、わたくしもまた、かしも明治座で舞台に立つことを楽しみにしております。
①舞踊
お駒恋姿:安江 野乃花
さくら道成寺:周 蘭迦
藤の花:田中 真優
舞妓はん:内木 夕日
②口上
加子母歌舞伎保存会会長 岡崎 隆彦
③ 御目見得だんまり「伊達騒動」
赤松満祐:砂田 直彦
仁木弾正:小南 元気
妹 八汐:安 暁彦
絹川与右衛門:西尾 健二
土手の道哲:武藤 修
渡辺民部之助:木下 良一
歌形姫:高木 麻衣
腰元かさね:洲崎 由彩
④ 蟇妖術瀧夜叉姫(筑波山岩屋の場)
滝夜叉姫:安江 凪瑠
浦辺六郎末武:今井 真央
臼井荒太郎定光:細江 希美
源頼光:田口 愛菜
姫松:周 蘭伊
良姫:秦 ルーカ
七草四郎兼秀:内木 ねね
三島小女郎:田中 知優
ガマ:桂川 真嗣
松ケ枝:内木 ひなた
⑤ 義経千本桜 三段目 「すしや」
いがみの權太:三浦 正樹
父 弥左エ門:秦 雅文
母 りく:安 暁彦
妹 お里:安富 加奈美
弥助:安江 恒明
若葉の内侍:今井 梓沙
六代:安江 野乃花
梶原:脇坂 佳希
右太:桂川 洋策
左太:武藤 修
家来1:粥川 孝美
家来2:洲崎 由彩
庄屋:梅田 豊子

明治座保存修理工事

平成の大改修
明治27年に建造された加子母の農村舞台『明治座』は昭和47年に岐阜県指定重要有形民俗文化財に指定されて以来、小規模な修理・補修を重ねてきました。 平成26年に建築専門家や学識者によって、地震時の安全性を確保するために建物の調査を実施し、構造解析を行うと同時に周辺地域が過去の地震の際に、どのような被害を受けたかを古写真や記録を調査し具体的な地震被害を想定した補強計画・修理計画案を作成しました。保存修理は建物を解体せずに建築専門家の指導をうけ実施されました。屋根については従来のセメント瓦を除去し、創建当時の榑葺き(くれぶき)屋根に復元しました。これにより屋根重量を軽量化することができ、耐震上の効果も大きいことが検証により得られています。また、文化財としての景観や建築意匠としての価値を高めることが期待できます。