【横櫛お林】を東濃歌舞伎大会でも上演

12月14日開演10:30 東美濃ふれあいセンター歌舞伎ホール

加子母歌舞伎公演で上演した「横櫛お林」を第51回東濃歌舞伎大会にて上演いたします。お誘い合わせの上ご来場ください。

世迷仇名横櫛 鳥居峠 友之助住家【横櫛お林】

  • 横櫛お林:安富加奈美(加子母歌舞伎保存会)
  • 仲屋友之助:河合高志(加子母歌舞伎保存会)
  • 女房お梅:田口葵乃(加子母中学校一年生)
  • 次女お菊:細川ひまり(加子母中学校二年生)
  • 三女お花:安江彩夏(加子母小学校六年生)
  • 若旦那静之助:安富翼葵(加子母小学校六年生)

【あらすじ】
 舞台は奈良井宿。器量良しのおりえは、お梅、お菊、お花、駒吉という四人の子ども達と人足係の夫と仲睦まじく暮らして
いた。
 ある日、見回りに出ていた代官がおりえの姿に一目惚れし、おりえに言い寄るが思うようにいかず、ついにおりえの夫に無
実の罪をきせておとしいれ、おりえを我がものにしようと悪巧みをする。思い余ったおりえは、夫と子どもを助ける為、代
官に傷を負わせ自分も死のうと奈良井川に身を投げるが、盗賊の親分に助けられ、やむなく奈良井宿を後にする。
 それから十年、おりえは「横櫛おりん」と呼ばれ、追われる身となっていたが、子ども達に一目逢いたいと奈良井宿に辿り
着く。
【解説】
 安政四年(一八五七年)河竹新三によって書かれた作品を元に、松本団升師匠が台本を作った大歌舞伎には無い地歌舞伎ならではの演目です