館内案内


入り口の看板『明治座』の文字は、元村長の丹羽太郎さんによって書かれたものである。

入り口を入った通路の壁には過去の公演を物語る『板割り看板』が並ぶ

舞台に向かって左側(下手)にあるのが本花道で、七三の位置に切り穴があります。舞台に向かって右側(上手)には仮花道があります。

スッポンは花道の7:3の位置にある切り穴でそこから登場する様がスッポンのようであることからそう呼ばれる。

舞台下手にある黒御簾のかかった歌舞伎の効果音である下座音楽が演奏される場所。

「平場」と呼ぶ客席には縦横に「歩み」が渡してあり、上演間際の客席の移動はこの上を通る。

コの字型に二階席があり、当初は二階席上手側に1段高くなった枡席があった。

舞台の裏側の二階に楽屋があり、化粧をしたり、衣装を着替えたりします。

楽屋の壁には昔に公演をした役者の『落し書き』がある。十八代目中村勘三郎さん筆もある。

創建当時に下半郷各戸の主婦によって制作されたもので、各家の屋号の入った模様が染め抜かれている。

廻り舞台は奈落で人力で廻します。奥には花道の七三へと続く通路があります。

歌舞伎の外題ごとに小道具が置いてある部屋。ほとんどの小道具は手作り。